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【Illustrator】特許図面を描く時、効率よく描けるツール②

こんにちは、ニテコ図研の上川です。

 

 

 Illustratorを使って特許図面を描く時のテクニックをブログ連載中です。

 

 

前回の記事「【Illustrator】特許図面を描く時、効率よく描けるツール①」

 

 

 

 

 

◇Illustratorの画面の上に表示される【コントロールバー】を表示します。

 

 

オブジェクトを選択すると、コントロールバーが表示されて編集ができます。

 

 

例えば、線を選択すれば、線種や変形、整列などが自動的に表示されるので、特許図面のフローチャートの作成に便利です。

 

 

また、文字を選択すれば、文字設定などが自動的に表示されるので、特許図面の符号作成に便利です。

 

 

編集パレットを探さなくてもいいので、迷うことなく効率よく特許図面の編集が可能になります。

 

 

Illustorator コントロールバー

 

 

画面上にに【コントロールバー】が表示されていない場合や、何らかの理由で非表示になった場合は表示してください。

 

 

 

 

コントロールバーの表示の方法は、メニューのウインドウからコントロールにチェックを入れます。

 

 

例えば、キー入力の数値を0.1ミリに設定して、Shiftと矢印キーを同時に押すと、1ミリ移動する事ができます。

 

 

 

Illustorator ウィンドウ コントロール

 

 

 

 

 

◇Illustratorのキーボードショートカットを設定をします

 

 

Illustratorは、よく使うメニューコマンドやツールはキーボードショートカットを設定、カスタマイズする事ができます。

 

 

Illustratorで特許図面をトレースする際に画像の配置をする場合は、配置を簡単なキーボードショートカットに

 

 

カスタマイズしておくと、複数回画像を配置する時には便利です。

 

 

 

 

 

同様に、Illustratorで作成した特許図面を別の形式に書き出す場合も、

 

 

書き出しを簡単なキーボードショートカットにカスタマイズしておくと、複数回特許図面を書き出す時には便利です。

 

 

 

 

 

私は、Illustratorで画像の配置とBMPに書き出す事が多いので、

 

 

配置と書き出しをキーボードショートカットでファンクションキーにカスタマイズしています。

 

 

 

 

 

また、キーボードショートカットをカスタマイズした場合、カスタマイズを保存できるので

 

 

画像の特許図面のトレース、線画の特許図面、フローチャートなど、作図する図面に合わせて

 

 

キーボードショートカットを変えて特許図面を作成しています。

 

 

 

Illustorator キーボードショートカット

記事担当:上川 智子(うえかわさとこ)

 

Illustratorとチョコレートをこよなく愛する、株式会社ニテコ図研20年目社員。

会社内では特許図面、取扱説明書、パーツリスト作成、3Dデータ作成などを担当している。



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